18日のドル・円は、東京市場では114円45銭から115円06銭まで反発。欧米市場では、114円90銭まで買われた後、114円46銭まで反落し、114円59銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に114円台で推移か。米国株安を意識して、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。



18日の米国債券市場では、債券利回りが全般的に上昇した。2022年における利上げ確率の上昇を意識して2年債利回りは節目の1%を上回った。10年債利回りは2020年1月以来となる1.88%近辺まで上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)は高インフレに対処するため、利上げを推進するとの見方が強まったことが、債券利回りの上昇を促した。市場参加者の間からは「米国株式が下落しても安全逃避な債券買いは増えていないことから、長期債などの利回り水準がすみやかに低下することは期待できない」声が聞かれている。原油価格の上昇も債券利回りの上昇につながったとみられている。



市場参加者の一部は「米国株式が一段安となった場合、FRBは3月の利上げを見送る」と予想しているようだが、3月中旬時点でインフレ鈍化の兆候が確認されない場合、0.25ポイントの利上げが実施される可能性は高いとみられる。