20日のドル・円は、東京市場では114円03銭から114円55銭まで反発。欧米市場では、114円40銭から113円96銭まで反落し、114円18銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に114円台で推移か。米国株安や長期金利の低下を意識して、リスク選好的なドル買いは縮小する可能性がある。



20日の米国株式市場では主要3指数が下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑制のために利上げを推進し、バランスシートの縮小を検討していることが株価指数の反発を抑えたようだ。来週25-26日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果を確認したいとの理由で、株式投資を手控えている投資家は少なくないようだ。投資家の資金の一部は安全資産である米国債に流れている。市場参加者の間からは「FOMCの声明でインフレ対応について具体的な方針が表明された場合、株安は一服する」との声が聞かれている。



なお、今後発表されるインフレ関連指標が市場予想を下回り、インフレ鈍化の兆候が現れた場合、「利上げは年内3回にとどまる可能性が高い」との見方も出ており、米国株式への支援材料となり得る。