■NY株式:NYダウ66ドル安、ウクライナ情勢やFOMCを警戒



米国株式市場は反落。ダウ平均は66.77ドル安の34297.73ドル、ナスダック315.83ポイント安の13539.30で取引を終了した。ウクライナを巡る緊張に加え、連邦準備制度理事会(FRB)が開催している連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感から利益確定売りが続き、寄り付き後、下落。速やかな利上げ観測が強まる中で2年債入札に続き5年債入札でも国内外の強い需要が見られると安心感に繋がり、売り圧力が後退。ダウは一時上昇に転じる局面もあった。しかし、引けにかけてはFRBの速やかな引き締めを警戒した根強い売りに主要株式指数は下落で終了。セクター別ではエネルギーや銀行が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落。



クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は四半期決算の内容が予想を上回ったほか、カード支出額が過去最高に達し通期の収入利益予想を引き上げたため買われた。製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は楽観的な通期見通しが好感され上昇。航空会社のデルタ(DAL)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。一方、スーパーマーケットチェーンを運営するクローガー(KR)はコストの上昇や人手不足を理由にアナリストが投資判断を引き下げたため下落。国際的な技術・金融サービスのゼネラル・エレクトロニック(GE)は四半期決算で売上高が予想に届かず、サプライチェーン問題が業績の重しとなるとの悲観的な見通しも警戒され、下落した。半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は、英国のアーム買収を断念するとの報道を受け失望感から、下落。



ITサービスのマイクロソフト(MFST)は取引終了後に決算を発表。結果は予想を上回ったものの利益確定売りが先行し、時間外取引で売られている。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:ドル・円は下げ渋り、米FRBによる金融引き締めの思惑残る



25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円05銭から113円78銭まで下落し、113円86銭で引けた。米1月リッチモンド連銀製造業指数や1月消費者信頼感指数の悪化に失望し、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。ウクライナ情勢の緊張を警戒したリスク回避の円買いも継続。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で積極的な引き締め計画を発表するとの思惑を受けたドル買いが下値を支えた。



ユーロ・ドルは1.1263ドルまで下落後、1.1307ドルまで反発し、1.1303ドルで引けた。ウクライナ情勢の悪化は欧州が最も影響を受けるとの見方が強まり、ユーロ売りが一時優勢となった。ユーロ・円は128円25銭まで下落後、128円78銭まで反発。ポンド・ドルは1.3454ドルから1.3519ドルまで上昇した。2月利上げ観測を受けたポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9200フランから0.9176フランまで下落した。





■NY原油:反発で85.60ドル、時間外取引で85ドル台後半まで買われる



NY原油先物3月限は、反発(NYMEX原油3月限終値:85.60 ↑2.29)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+2.29ドルの85.60ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは82.99ドル-85.71ドル。ロンドン市場で82.99ドルまで下げたが、ニューヨーク市場で反転し、通常取引終了後の時間外取引で85.71ドルまで上昇。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  45.43ドル   +0.88ドル(+1.98%)

モルガン・スタンレー(MS) 99.04ドル   +0.96ドル(+0.98%)

ゴールドマン・サックス(GS)341.55ドル  -1.84ドル(-0.54%)

インテル(INTC)        51.00ドル   -0.94ドル(-1.81%)

アップル(AAPL)        159.78ドル  -1.84ドル(-1.14%)

アルファベット(GOOG)    2534.71ドル -72.73ドル(-2.79%)

フェイスブック(FB)     300.15ドル  -8.56ドル(-2.77%)

キャタピラー(CAT)      214.31ドル  -0.02ドル(-0.01%)

アルコア(AA)         61.21ドル   +3.19ドル(+5.50%)

ウォルマート(WMT)      137.15ドル  -3.05ドル(-2.18%)