■NY株式:NYダウ499ドル高、企業決済や経済活動再開に期待



米国株式市場は反発。ダウ平均は499.51ドル高の34911.20ドル、ナスダックは287.30ポイント高の13619.66で取引を終了した。企業決算への期待に寄り付き後、上昇。連邦地裁判事が全国的なマスク着用義務化を無効と判断したことを受け運輸保安局(TSA)と疾病対策センター(CDC)が、公共交通機関でのマスク着用義務を撤回したため経済活動再開への期待が一段と強まり、連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げや金利高への警戒感を相殺。売られていたハイテクセクターでも買戻しが強まり、引けにかけて、主要株式指数は上げ幅を拡大した。セクター別では、耐久消費財・アパレル、小売りが上昇した一方、エネルギーが下落。



製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は1−3月期決算で1株当たり利益が予想を上回り、上昇した。玩具販売のハズブロ(HAS)も1−3月期決算で売り上げが前年を上回り、上昇。航空会社のユナイテッド(UAL)、デルタ(DAL)、アメリカン(AAL)はマスク着用義務の撤回による売り上げ増加期待に軒並み上昇した。クルーズ運営のカーニバル(CCL)やカジノ運営のウィンリゾーツ(WYNN)など旅行関連株も買われた。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断引上げで上昇。



動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に決算を発表。1−3月期の契約者数の大幅減少が嫌気され、大きく売られている。一方で、ITサービスのIBM(IBM)は決算で内容が予想を上回り、買われた。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:日本と他国の金利差拡大観測で円全面安



19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円07銭から128円97銭まで上昇し、128円89銭で引けた。住宅ローン金利の上昇にもかかわらず米3月住宅着工件数は予想外に2月から増加し、2006年6月以降16年ぶり高水準となったほか、エバンス米シカゴ連銀総裁も金利上昇局面でも経済が健全な成長を維持するとの見方を示したため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が一段と強まり、長期金利上昇に伴うドル買いがさらに加速。また、日米金利差拡大により、円売りにも拍車がかかった。



ユーロ・ドルは1.0808ドルから1.0782ドルまで下落し、1.0786ドルで引けた。ユーロ・円は138円30銭から139円10銭まで上昇した。欧日金利差拡大観測に円売りが加速。ポンド・ドルは1.3025ドルから1.2981ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9434フランから0.9524フランまで上昇した。





■NY原油:反落で102.05ドル、ドル高や米長期金利上昇を嫌気



NY原油先物6月限は、反落(NYMEX原油6月限終値:102.05 ↓5.56)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比-5.56ドルの102.05ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは101.51ドル-108.37ドル。原油の供給不安を受けてアジア市場で108.37ドルまで買われたが、ニューヨーク市場ではドル高と米長期金利の上昇を嫌気した売りが強まり、一時101.51ドルまで下落。その後、米国株高を意識して103ドル台前半まで戻したが、通常取引終了後の時間外取引では102ドルを挟んだ水準で推移。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  39.57ドル   +0.72ドル(+1.85%)

モルガン・スタンレー(MS) 88.91ドル   +2.43ドル(+2.81%)

ゴールドマン・サックス(GS)335.95ドル  +6.07ドル(+1.84%)

インテル(INTC)        47.93ドル   +1.29ドル(+2.77%)

アップル(AAPL)        167.40ドル  +2.33ドル(+1.41%)

アルファベット(GOOG)    2610.62ドル +51.40ドル(+2.01%)

フェイスブック(FB)     217.31ドル  +6.54ドル(+3.10%)

キャタピラー(CAT)      232.16ドル  +2.24ドル(+0.97%)

アルコア(AA)         86.58ドル   -2.87ドル(-3.21%)

ウォルマート(WMT)      157.65ドル  +1.77ドル(+1.14%)