■NY株式:NYダウ249ドル高、ハイテクが重しに



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は249.59ドル高の35160.79ドル、ナスダックは166.59ポイント安の13453.07で取引を終了した。金利の上昇が一段落したほか、ITサービスのIBM(IBM)や消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)の好決算を好感した買いに、寄り付き後、上昇。ダウは終日堅調に推移した。一方、動画配信のネットフリックス(NFLX)の冴えない決算を受けハイテクが売られ、ナスダック総合指数は下落。セクター別では、ヘルスケア機器・サービス、家庭・パーソナル用品が上昇した一方、メディア・娯楽が下落した。



消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は値上げが売上高の拡大に寄与し、決算が予想を上回ったほか、通期の業績見通し引上げで、上昇。また、地銀のM&Tバンク(MTB)も四半期決算で1株あたり利益が予想を上回り上昇した。レンタカーサービスを提供するエイビス・バジェット・グループは(CAR)はアナリストによる投資判断引上げで上昇。一方、バイオのアボットラボ(ABT)は1−3月期決算で1株あたり利益は予想を上回ったが、見通しを据え置いたことが失望売りに繋がり、下落。動画配信のロク(ROKU)は同業のネットフリックス(NFLX)の低調な決算を受け、警戒感から売られた。同じく動画配信ビジネスも運営するエンターテインメントのウォルト・ディズニー(DIS)も下落。



電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に1−3月期決算を発表。1株あたり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:米長期金利低下を意識してドル反落



20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円29銭から127円46銭まで反落し、127円91銭で引けた。全米不動産協会(NAR)が発表した3月中古住宅販売件数が前月から減少し、2020年5月来で最低となったほか、米20年債入札の強い結果に利回りが低下したためドル売りが優勢となった。



ユーロ・ドルは1.0820ドルから1.0866ドルまで上昇し、1.0849ドルで引けた。ラトビア中銀のカザークス総裁が欧州中央銀行(ECB)の顕著なインフレリスクがあり、7月利上げもあり得るとするタカ派発言を受け、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は138円40銭から138円86銭まで上昇した。欧日金利差拡大観測に円売りに底堅い展開。ポンド・ドルは1.3030ドルから1.3071ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9492フランから0.9460フランまで下落した。





■NY原油:小幅高で102.19ドル、米長期金利低下などを意識した買いが入る



NY原油先物6月限は小幅高(NYMEX原油6月限終値:102.19 ↑0.14)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.14ドルの102.19ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは99.88ドル-103.96ドル。ロンドン市場で103.96ドルまで買われた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて99.88ドルまで下げたが、米長期金利の低下やドル高一服を意識してやや反発。通常取引終了後の時間外取引では主に102ドル台推移。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  39.66ドル   +0.09ドル(+0.23%)

モルガン・スタンレー(MS) 90.61ドル   +1.70ドル(+1.91%)

ゴールドマン・サックス(GS)341.06ドル  +5.11ドル(+1.52%)

インテル(INTC)        48.11ドル   +0.18ドル(+0.38%)

アップル(AAPL)        167.23ドル  -0.17ドル(-0.10%)

アルファベット(GOOG)    2564.91ドル -45.71ドル(-1.75%)

フェイスブック(FB)     200.42ドル  -16.89ドル(-7.77%)

キャタピラー(CAT)      235.08ドル  +2.92ドル(+1.26%)

アルコア(AA)         86.93ドル   +0.35ドル(+0.40%)

ウォルマート(WMT)      159.63ドル  +1.98ドル(+1.26%)