26日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。過度な円売りは抑制され、ドルの上昇ペースは緩やかになる見通し。ただ、米経済指標は堅調な内容が予想され、回復持続を好感した金利高・ドル高の流れは継続しそうだ。



前日の取引で米金利安に振れるとドル売りが優勢となり、ドル・円は127円50銭台に下落。一方、ポンド売りに追随してユーロ売りに振れ、ユーロ・ドルは1.07ドル台を割り込む場面もあった。本日アジア市場は米株高を受け、日経平均株価や上海総合指数などアジア株高によりリスク選好的な円売りが先行。また、日米財務相会談で為替介入に関する議論はなかったとの鈴木財務相の見解、日銀の指し値オペの通告も円売りを支援した。



この後の海外市場は日米金融政策の違いに着目したドル買い・円売りに振れやすい展開となりそうだ。今晩発表の米経済指標のうち耐久財受注(速報値)や消費者信頼感指数などは前回から改善が予想され、回復持続を受け連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑が広がりやすい。前日同様に欧州通貨が売られれば、ドル買いを支える。日本の経済対策で「悪い円安」抑制が観測され過度な円売りは縮小するものの、ドル高基調は続くとみる。



【今日の欧米市場の予定】

・21:30 米・3月耐久財受注速報値(前月比予想:+1.0%、2月:-2.1%)

・22:00 米・2月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+1.5%、1月:+1.6%)

・22:00 米・2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+19.20%、1月:+19.10%)

・23:00 米・4月消費者信頼感指数(予想:108.5、3月:107.2)

・23:00 米・3月新築住宅販売件数(予想:77.0万戸、2月:77.2万戸)

・23:00 米・4月リッチモンド連銀製造業指数(予想:8、3月:13)

・02:00 米財務省・2年債入札