27日のニューヨーク外為市場でドル・円は127円90銭まで弱含んだのち、128円59銭まで上昇し、128円38銭で引けた。米3月前渡商品貿易赤字が予想外に拡大したほか、米3月中古住宅販売成約指数も予想を下回り、ドル買いは一服したが、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げを織り込み、長期金利が上昇したことから、ドル買いが再開。対欧州通貨でのドル買いに連れた動きや低調な5年債入札結果もドル買いを更に支援した。



ユーロ・ドルは1.0586ドルから1.0515ドルまで下落し、1.0558ドルで引けた。ドイツは、欧州連合(EU)提案のロシア産石油禁輸を支持する準備がある(段階的な輸入削減)と方針を転換し、燃料危機により域内経済が景気後退に陥るとの警戒感が広がり、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は134円79銭まで下落後、135円67銭まで戻した。ポンド・ドルは1.2580ドルから1.2503ドルまで下落した。欧州のエネルギー危機で英国経済の成長減速が懸念されており、ポンド売りも強まった。ドル・スイスは0.9660フランから0.9701フランまで上昇した。