29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、130円38銭まで上昇後、129円32銭まで反落し、129円80銭で引けた。米1-3月期雇用コスト指数が予想を上回り過去最大の伸びを記録したためFRBの大幅利上げを正当化するとの見方で長期金利の上昇に伴いドル買いが優勢となった。しかし、3月コアPCE価格指数は予想を下回り、インフレがピークに達した可能性が示唆されたほか、4月シカゴ購買部協会景気指数は予想を下回り、4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に速報値から下方修正されると、景気減速への懸念も浮上し、ドル買いは後退。リスク回避の円買いも強まった。



ユーロ・ドルは1.0510ドルまで下落後、1.0579ドルまで反発し、1.0545ドルで引けた。ユーロ圏4月消費者物価コア指数速報値が予想を上回ったため、ECBの早期利上げ観測を受けたユーロ買いが強まった。ユーロ・円は137円31銭から136円51銭まで下落。リスク回避の円買いが強まった。ポンド・ドルは1.2530ドルから1.2614ドルまで上昇した。来週の英中銀の金融政策決定会合での利上げを織り込むポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.9671フランまで下落後、0.9736フランまで反発した。