2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:米株安嫌気も参加者限られるなか、決算を発表した銘柄での値幅取り狙い

■富士通、22/3営業利益 17.7%減 2192億円、23/3予想 82.5%増 4000億円

■前場の注目材料:いすゞ、日系車、アフリカ投資加速、いすゞ、ガーナで組み立て





■米株安嫌気も参加者限られるなか、決算を発表した銘柄での値幅取り狙い



2日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうだ。4月29日の米国市場はNYダウが939ドル安だった。4月シカゴ購買部協会景気指数や4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を下回ったため景気減速への懸念は強まった。また、アマゾンは1-3月期決算で7年ぶりの赤字を計上したほか、4-6月期見通しが予想を下回ったことが嫌気されて大幅に下落したことが投資家のセンチメントを冷ます格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の26730円。円相場は1ドル130円20銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行することになろうが、28日の米国市場ではメタ・プラットフォームズが17%超の上昇で相場をけん引していただけに、アマゾンの決算を受けた翌日の下落インパクトは大きそうだ。日経225先物は28日終了後のナイトセッションで一時27380円まで上昇する場面も見られていたこともあり、大幅下落に対するヘッジ対応の動きが強まりやすいところだろう。28日の日経平均は急激な円安の動きから引けにかけて強含む展開から5日線を突破してきていたが、再びこれを下回ってくることになりそうだ。



ただし、連休の谷間であることから積極的な市場参加者は限られていると見られ、売り一巡後はこう着感が強まりやすいところ。28日引け後に決算を発表した富士通<6702>、NEC<6701>、日電硝<5214>、新光電工<6967>、アルプスアル<6770>が決算を評価する動きを見せてくるようであれば、センチメントを冷ます動きにはならず、決算を評価した動きは広がりを見せてくる可能性はありそうだ。



もっとも、連休中の5月3-4日に開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなることから、売り買いともに手控えられやすいところ。直近の米国市場の下落影響からはFOMC通過後のアク抜けを意識した押し目狙いの動きは入る可能性はありそうだ。ただし、来週には2400社超の決算発表が控えていることもあり、これが通過するまでは機関投資家などは動かないと見られる。短期的な売買が中心となるなか、直近で決算を発表した銘柄などに値幅取り狙いの資金が集中することになろう。





■富士通、22/3営業利益 17.7%減 2192億円、23/3予想 82.5%増 4000億円



富士通<6702>は2022年3月期決算を発表。売上収益は前期比0.1%減の3兆5868.38億円、営業利益は同17.7%減の2192.01億円だった。3月に修正した計画に沿った着地だった。23年3月期は売上収益が4%増の3兆7200億円、営業利益は82.5%増の4000億円の見込み。コンセンサス(3300億円程度を上回る。海外拠点などを活用した開発の効率化でITシステム開発の採算が上向く。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(26847.90、+461.27)

・米国景気の拡大

・コロナ流行下の経済活動正常化

・日銀は金融緩和を長期化

・株価急落時の日銀ETF買い





・いすゞ<7202>日系車、アフリカ投資加速、いすゞ、ガーナで組み立て

・トヨタ<7203>中国・長春工場再開、都市封鎖影響で1カ月半ぶり

・日産自<7201>メタバース上でEV環境ツアー、一般公開を開始

・住友重<6302>子会社の住重環境技術を吸収合併、人材有効活用





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし