2日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日米金融政策の違いを背景としたドル買い・円売りの流れに変わりはなさそうだ。ただ、明日から開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を見極めようと、積極的に動きづらい。



前週末に発表された米コアPCE価格指数は前月から伸びが鈍化したほか、ミシガン大学消費者態度指数は下方修正された。それらを受け、月末の取引に絡みドル売り優勢となり、ユーロ・ドルは1.05ドル台後半に上昇し、ドル・円は129円前半に下落。週明け東京市場はゴールデンウィークの谷間で取引は薄く、やや荒れ模様の展開に。ただ、日銀による緩和的な金融政策の堅持で円売りは継続し、主要通貨は対円で下げづらいようだ。



この後の海外市場では主要中銀の金融政策がテーマとなる。豪準備銀行と英中銀も今週の定例会合で利上げが見込まれ、豪ドルやポンドに買いが入りやすい。また、3-4日開催のFOMCでFRBは利上げ幅を0.25%から0.50%に拡大するほか、保有資産の縮小など引き締め姿勢を強める公算で、日米金融政策差を意識したドル買い・円売りは続く。ただ、ドル・円は上昇基調だが、前週の131円前半での売りが意識され、上値の重い値動きとみる。



【今日の欧米市場の予定】

・17:00 ユーロ圏・4月製造業PMI改定値(予想:55.3、速報値:55.3)

・18:00 ユーロ圏・4月景況感指数(予想:108.0、3月:108.5)

・22:45 米・4月製造業PMI改定値(予想:59.7、速報値:59.7)

・23:00 米・4月ISM製造業景況指数(予想:57.6、3月:57.1)

・23:00 米・3月建設支出(前月比予想:+0.8%、2月:+0.5%)

・休場:中国、香港(以上メーデー振替休日)、英国(アーリーメイバンクホリデー)