4日のドル・円は、東京市場では130円04銭から130円21銭まで反発。欧米市場では、130円38銭まで買われた後、128円63銭まで反落し、129円08銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に129円台で推移か。米政策金利が大幅に上昇する可能性は低下しており、リスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。



3−4日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50ポイント引き上げ、0.75−1.00%とすることが決定された。大幅利上げの可能性が低下したことから、FOMC会合の結果判明後にドル売りが優勢となった。



市場参加者の間からは「米金融当局は世界経済が今年後半にかけて大幅に減速することを警戒している」との声が聞かれている。ただ、米国のインフレ見通しについては予断を許さない状況が続くとみられており、一部の関係者は「目先的に主要通貨に対するドル売りがさらに強まる可能性は低い」と指摘している。