■NY株式:NYダウ1063ドル安、高インフレ制御困難との懸念が台頭

米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1063.09ドル安の32997.97ドル、ナスダックは647.17ポイント安の12317.69で取引を終了した。1-3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となったほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加するなど冴えない経済指標を受け、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めペースでの高インフレ抑制は困難との懸念が強まり金利が再び上昇に転じ10年債利回りが3.1%に達すると、引けにかけた更なる売り圧力となった。





■NY為替:高インフレ長期化の思惑で米長期金利上昇、ドル反発

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は129円72銭から130円56銭まで上昇し、130円08銭で引けた。米週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、1−3月期非農業部門労働生産性が1947年来の大幅低下となり景気減速懸念にいったんドル買いが後退。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の段階的な引き締めや1−3月期単位人件費の予想以上の上昇などで、高インフレ長期化の思惑に、米国債相場が下落。10年債利回りが2018年来の高水準になりドル買いに一段と拍車がかかった。





■NY原油:小幅高で108.26ドル、株安を嫌って上げ渋る

NY原油先物6月限は小幅高(NYMEX原油6月限終値:108.26 ↑0.45)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.45ドルの108.26ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは106.45ドル-111.37ドル。ニューヨーク市場の中盤にかけて111.37ドルまで買われたが、株安やドル高を意識した売りが入ったことで反落し、一時106.45ドルまで売られた。ただ、供給不安は解消されていないため、まもなく反転。通常取引終了後の時間外取引では108ドル台で推移した。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  37.54ドル   -1.08ドル(-2.80%)

モルガン・スタンレー(MS) 84.94ドル   -2.28ドル(-2.61%)

ゴールドマン・サックス(GS)313.07ドル  -11.04ドル(-3.41%)

インテル(INTC)        44.60ドル   -1.58ドル(-3.41%)

アップル(AAPL)        156.77ドル  -9.25ドル(-5.57%)

アルファベット(GOOG)    2334.93ドル -116.57ドル(-4.76%)

フェイスブック(FB)     208.28ドル  -15.13ドル(-6.77%)

キャタピラー(CAT)      215.93ドル  -6.66ドル(-2.99%)

アルコア(AA)         63.46ドル   -4.50ドル(-6.62%)

ウォルマート(WMT)      152.74ドル  -1.32ドル(-0.86%)