NY為替:米国の景気後退やスタグフレーション懸念でリスクオフ
ユーロ・ドルは1.0517ドルまで下落後、1.0593ドルまで反発し、1.0560ドルで引けた。ロシアのプーチン大統領が9日の対独戦勝記念式典の軍事パレードにおいて、警戒されていたような正式な宣戦布告をしなかったため、戦況の一段の深刻化で欧州経済の成長も停滞するとの懸念は後退。ユーロの買い戻しが観測された。ユーロ・円は138円25銭から137円07銭まで下落。ポンド・ドルは1.2406ドルまで上昇後、1.2301ドルまで反落。ドル・スイスは0.9893フランから0.9966フランまで上昇した。