■NY株式:NYダウ103ドル安、リスク警戒感に神経質な展開



米国株式市場はまちまち。ダウ平均は103.81ドル安の31730.30ドル、ナスダックは6.72ポイント高の11370.96で取引を終了した。米国経済が景気後退入りするとの警戒感に、寄り付き後、下落。高インフレや連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めへの警戒感も強く、終日軟調に推移した。不透明感が強く、荒い展開が続く中、値ごろ感からハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は小幅高で引けた。セクター別では耐久消費財・アパレルや小売りが上昇した一方で、テクノロジー・ハード・機器が下落。



オンラインの中古車販売プラットフォーム運営会社のカルバナ(CVNA)は、ショートカバーが加速し、大幅高。衣料品メーカーのタペストリー(TPR)は運営するコーチやケートスペードなどのブランドが6月には中国のコロナ関連のロックダウンが緩和する可能性を指摘したほか、四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったため、上昇した。電気自動車メーカーのリビアン(RIVN)は、本年2.5万台生産の軌道にあることを確認したほか、損失が予想程拡大せず上昇。一方で、自動車メーカーのフォード(F)やゼネラル・モーターズ(GM)はアナリストが投資判断を2段階引き下げそれぞれ売られた。



上院は、パウエル氏のFRB議長再任を承認した。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:リスク回避の円買い強まる、ドル・円は一時127円52銭



12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円74銭から127円52銭まで下落し、128円32銭で引けた。4月コアPPIが予想以上に伸びが鈍化したほか、新規失業保険申請件数が予想外に増加したため、債券利回りの低下に伴う、ドル売りが優勢となった。株安に連れたリスク回避の円買いも引き続き観測された。



ユーロ・ドルは1.0438ドルから1.0354ドルまで下落し、1.0381ドルで引けた。ウクライナ状況が影響したユーロ圏経済の成長減速懸念を受けたユーロ売りや安全逃避的なドル買いに拍車がかかった。ユーロ・円は134円13銭から132円66銭まで下落。ポンド・ドルは1.2248ドルから1.2174ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9947フランから1.0049フランまで上昇した。





■NY原油:続伸で106.13ドル、需給ひっ迫の可能性残る



NY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:106.13 ↑0.42)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.42ドルの106.13ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは102.66ドル-107.37ドル。製品在庫の減少が続いており、需給ひっ迫を意識した買いが入ったようだ。世界経済の減速が警戒されているものの、ニューヨーク市場の中盤にかけて107.37ドルまで一段高となった。ただ、その後は利食い売りが増えており、通常取引終了後の時間外取引では主に106ドル台で推移。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  35.07ドル   -0.50ドル(-1.41%)

モルガン・スタンレー(MS) 78.59ドル   -0.30ドル(-0.38%)

ゴールドマン・サックス(GS)299.41ドル  -2.14ドル(-0.71%)

インテル(INTC)        42.84ドル   +0.01ドル(+0.02%)

アップル(AAPL)        142.56ドル  -3.94ドル(-2.69%)

アルファベット(GOOG)    2263.22ドル -16.00ドル(-0.70%)

フェイスブック(FB)     191.24ドル  +2.50ドル(+1.32%)

キャタピラー(CAT)      203.03ドル  -2.18ドル(-1.06%)

アルコア(AA)         54.58ドル   -2.08ドル(-3.67%)

ウォルマート(WMT)      147.48ドル  -0.14ドル(-0.09%)