■NY株式:米国株式市場は上昇、金融混乱への脅威が後退



ダウ平均は466.36ドル高の32,196.66ドル、ナスダックは434.04ポイント高の11,805.00で取引を終了した。



暗号資産市場が持ち直したことで、金融市場に混乱がもたらされるとの脅威が後退し、寄り付き後上昇。ハイテク株も下げ止まったため、主要株式指数は安心感から終日堅調に推移した。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置の上昇が目立った。



後払いサービスを提供するフィンテックのアファーム(AFRM)は四半期決算で、損失が警戒されたほど拡大しなかったほか、クラウドベースの商取引プラットフォームを提供するショッピファイ(SHOP)との提携の1年延長を発表し、大幅高。ショッピファイも買われた。航空機メーカーのボーイング(BA)は関係者の発言で米連邦航空局(FAA)が同社のボーイング787ドリームライナー機承認には更なるデータが必要と見ていることが明らかになったが、むしろ承認への過程が前進しているとの見方により上昇。一方、短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は電気自動車メーカーテスラ(TSLA)の最高経営責任者(CEO)マスク氏が同社に対する買収を一時保留するとツイートしたため下落した。テスラは上昇。



クリーブランド連銀のメスター総裁は、保有資産縮小の一環で、どこかの段階で住宅ローン担保証券(MBS)を売却することを支持する考えを示した。



(Horiko Capital Management LLC)







■NY為替:株式市場回復でリスクオン



13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、128円87銭から129円45銭まで上昇し、129円26銭で引けた。米4月輸入物価指数の伸びが予想を下回ったほか、5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が2011年以降11年ぶりの低水準に落ち込んだため、ドル売りが一時優勢となった。しかし、議会上院で再任が承認されたパウエルFRB議長は6月と7月開催のFOMC会合で各50ベーシスポイントの利上げを支持する姿勢を再確認したため、長期金利の上昇に伴うドル買いが再燃。さらに、暗号資産や株式市場が持ち直したため金融市場混乱の警戒感が後退し、リスク選好の円売りも強まった。



ユーロ・ドルは1.0350ドルまで下落後、1.0416ドルまで反発し、1.0408ドルで引けた。ユーロ圏3月鉱工業生産がマイナスに落ち込み20年4月来で最低となったため、域内経済の成長減速懸念にユーロ売りが優勢となったのち、株高に連れ安全通貨としてのドル買いが後退したため、ユーロは反発。ユーロ・円は133円61銭から134円75銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2156ドルへ下落後、1.2263ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9992フランから1.0047フランまで上昇した。







■NY原油:大幅続伸、株高などを意識した買いが入る



13日のNY原油先物6月限は大幅続伸(NYMEX原油6月限終値:110.49 ↑4.36)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+4.36ドルの110.49ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは106.29ドル-110.64ドル。ロンドン市場の序盤にかけて106.29ドルまで下げたが、需給ひっ迫を意識した買いが続いていること、米国株高が意識されたことから、ニューヨーク市場の取引終盤にかけて110.64ドルまで一段高となった。通常取引終了後の時間外取引では主に110ドル台で推移。







■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  35.17ドル   +0.10ドル(+0.29%)

モルガン・スタンレー(MS) 80.54ドル   +1.95ドル(+2.48%)

ゴールドマン・サックス(GS)306.99ドル  +7.58ドル(+2.53%)

インテル(INTC)        43.60ドル   +0.76ドル(+1.77%)

アップル(AAPL)        147.11ドル  +4.55ドル(+3.19%)

アルファベット(GOOG)    2330.31ドル +67.09ドル(+2.96%)

フェイスブック(FB)     198.62ドル  +7.38ドル(+3.86%)

キャタピラー(CAT)      204.33ドル  +1.30ドル(+0.64%)

アルコア(AA)         58.33ドル   +3.75ドル(+6.87%)

ウォルマート(WMT)      148.05ドル  +0.57ドル(+0.39%)