23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:荒い値動きながらも相対的な底堅さを意識、押し目買いの動きが強まる

■東京海上、22/3経常利益 112.7%増 5674億円、23/3予想 5.7%増 6000億円

■前場の注目材料:商船三井、不動産に1000億円超、国内・東南ア・印で積極投資





■荒い値動きながらも相対的な底堅さを意識、押し目買いの動きが強まる



23日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。20日の米国市場はNYダウが8ドル高だった。中国人民銀行の都市封鎖で傷んだ経済支援を目指した予想外の利下げを受け、世界経済の鈍化懸念が緩和し買い先行で始まった。その後、国内経済が来年にも景気後退入りするとの懸念を受けた売り圧力が強まり、大きく下落する場面も見られたものの、引けにかけては値ごろ感からの買いからプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の26715円。円相場は1ドル127円90銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小動きで始まりそうだが、NYダウ、S&P500は大きく下落した後に買い直されてプラスに転じたほか、ナスダックも下落幅を縮めていた。景気後退懸念が根強いなかで荒い値動きは続くと見られるものの、NYダウは1932年以来の8週続落となるなか、いったんはリバウンドが意識されやすいだろう。米国は週末にオプションの満期日だったことでテクニカル的な要因も影響したと見られる。オプションの満期日が通過したことによるリバウンド期待も高まりやすい。



また、国内では先週も荒い値動きではあったが、日経平均の26000円接近では押し目狙いの動きも見られ、相対的な底堅さもあった。上値は25日線の26700円、75日線の26810円辺りが心理的な上値抵抗線として意識されやすいものの、日経225先物のナイトセッションでは25日、75日線が位置する26700円水準を上回って終えている。日米金利差を狙った海外勢の資金流入への期待などもあり、リバウンドを意識したスタンスに向いそうである。



物色としては先物に振らされる格好からインデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目されやすい。足元でリバウンドを見せてきているソフトバンクG<9984>は、25日、75日線水準での攻防を見せており、同線が抵抗線として意識されるものの、これをクリアしてくるようだと、投資家のセンチメント改善にも繋がるだろう。また、日本株の相対的な底堅さが意識されてきているなか、大きく売り込まれていた中小型株などを見直す動きも次第に意識されてくることになりそうだ。





■東京海上、22/3経常利益 112.7%増 5674億円、23/3予想 5.7%増 6000億円



東京海上<8766>の2022年3月期業績は、経常収益が前期比7.4%増の5兆8637.70億円、経常利益は同112.7%増の5674.13億円だった。23年3月期業績は、経常利益が前期比5.7%増の6000億円を計画。国内事業では火災保険を中心に料率改定などに伴い増収を見込む。なお、500億円を上限とする自己株式を取得することを決議した。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(26739.03、+336.19)

・NYダウは上昇(31261.90、+8.77)

・1ドル=128.00-10円

・米原油先物は上昇(110.28、+0.39)

・米長期金利は低下

・米国景気の拡大

・コロナ流行下の経済活動正常化

・日銀は金融緩和を長期化





・商船三井<9104>不動産に1000億円超、国内・東南ア・印で積極投資

・いすゞ<7202>米GMとの合弁解消、ディーゼルエンジン製販の全株売却

・三井物産<8031>豪ニューフォーレスツ株を追加取得、森林資産増加を支援

・スズキ<7269>磐田工場、きょう操業停止、半導体など部品供給不足で

・日産自<7201>三菱自と軽EV基幹部品を共用化、量産効果で価格競争力

・森六<4249>新中計、24年度売上高1430億円、環境・ライフサイエンス注力

・日本トムソン<6480>3カ年中計の業績目標上方修正、営業益70億円超

・ACSL<6232>設備点検向けドローン拡販、国産に追い風

・ダイキン<6367>シンガポールで半導体工場向け地域冷房、現地政府系電力と合弁

・三井金<5706>新中計、投融資1400億円、M&Aで新規事業創出

・旭化成<3407>次世代コンセプトカー制作、社内外のシナジー追求

・三菱ケミHD<4188>溶融繊維事業から撤退、来年3月末







☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし