23日のドル・円は、東京市場では128円06銭から127円15銭まで反落。欧米市場では127円36銭から127円94銭まで反発し、127円92銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に127円台で推移か。欧米株高を意識してリスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。



報道によると、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中央銀行総裁は23日、「7月と9月のECB理事会での利上げは基本的に確定事項」との見方を示した。また、ラガルドECB総裁は中銀預金金利について、9月末までにマイナス金利が解消される公算が大きいとの見通しを表明している。ビルロワドガロー総裁は「ユーロ圏の経済成長は底堅い」、「短期的な主要な課題はインフレである」との見方を伝えている。インフレについてはウクライナ戦争に起因する部分もあり、金融政策だけで対応できるものではないとの見方が多いが、ECBは金融政策の正常化を優先する意向のようだが、市場参加者の間からは「本格的な金融引き締めに移行する可能性は高まっていない」との声が聞かれている。