25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:自律反発の動きに期待しつつ、次第にこう着感の強い相場展開に

■プラネット、3Q営業利益 4.8%減 5.15億円、進捗率76.2%

■前場の注目材料:旭化成、CO2電解 30年実証、エチレン技術狙う





■自律反発の動きに期待しつつ、次第にこう着感の強い相場展開に



25日の日本株市場は、自律反発の動きに期待しつつ、次第にこう着感の強い相場展開が見込まれる。24日の米国市場はNYダウが48ドル高だった。5月の製造業や4月住宅関連指標が軒並み悪化、景気後退入り懸念も再燃し売り先行で始まった。写真・動画共有アプリのスナップは、マクロ経済の状況悪化を理由に、4-6月期の売上高と利益の見通しを下方修正し4割超の下落となるなか、メタ・プラットフォームズ、アルファベットなどが軒並み連れ安となった。ただし、ディフェンシブ株の一角が値ごろ感から買われるなか、NYダウはプラスに転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の26675円。円相場は1ドル126円80銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から小動きで始まろう。スナップの急落は前日の段階で織り込まれていることから、朝方は前日の下落に対するリバランスの動きが意識されやすいところ。NYダウは一時500ドル安からの切り返しを見せてきたこともあり、年初来安値水準での底堅さも見られていることは安心感に繋がりそうだ。もっとも、エヌビディアの決算のほか、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表も控えているため、積極的な売買は手控えられやすいだろう。



そのため、前日の下落に対するリバランスの動きが一巡した後は、次第にこう着感が強まりやすく、日経平均は25日線水準での攻防になりそうだ。同線を明確に下回ってくる局面においては、短期的ながらも売りを仕掛けてくる動きには注意しておきたいところであり、26500円水準まで調整を見せてくるようであれば、その後のリバウンドを想定した押し目を狙いたいところである。



物色としてはインデックスに絡んだ商いに振らされやすいことから、指数インパクトの大きい値がさ株の動向が注目される。また、スナップの下落は織り込まれたものの、SNS関連へは手掛けづらさが意識されやすい。イレギュラー的に売られる場面も引き続き警戒されやすいことから、自律反発を見せた後の荒い値動きには注意が必要だろう。全体としてはややディフェンシブ系に向かいやすいほか、川崎汽船<9107>など強いトレンドが継続している銘柄などでの押し目狙いのスタンスといったところ。また、需給面での影響が限られていると見られる直近IPO銘柄のリバウンド狙いも一考だ。





■プラネット、3Q営業利益 4.8%減 5.15億円、進捗率76.2%



プラネット<2391>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比2.1%増の23.23億円、営業利益は同4.8%減の5.15億円だった。通期計画にン対する進捗率は76.2%となる。メーカー・卸売業間の「基幹EDI」サービスのさらなる普及活動を継続したことによる売り上げ増加に支えられ売上高は2.1%増の23.23億円。





■前場の注目材料



・NYダウは上昇(31928.62、+48.38)

・米長期金利は低下

・米国景気の拡大

・コロナ流行下の経済活動正常化

・日銀は金融緩和を長期化





・旭化成<3407>CO2電解 30年実証、エチレン技術狙う

・住友電工<5802>30年度売上高5兆円、車・電力・通信で高成長

・トヨタ<7203>来月の世界生産85万台、年初計画10万台減

・Jパワー<9513>気候変動対応の株主提案に反対、機動的経営の妨げ

・レンゴー<3941>独TPSの全株取得 100億円超、重量物包装材事業拡充

・伊藤忠<8001>カナダでプラント調査、ブルーアンモニア・メタノール製販

・シャープ<6753>韓国LGに117億円支払い、液晶特許違反で

・スズキ<7269>使用済み電池をソーラー街灯電源に、再利用技術を開発

・東洋紡<3101>酵素・化粧品原料増強、70億円投じ1.5倍、生化学診断薬向け

・三菱製紙<3864>新中計、機能商品分野を強化、「グリーン社会」へ貢献

・JSR<4185>米バイオ医薬品新工場、来年度にフル生産

・塩野義<4507>新規抗真菌薬の開発・販売権取得、英F2Gから





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想)