26日のドル・円は、東京市場では127円58銭から126円55銭まで反落。欧米市場では126円56銭から127円42銭まで反発し、127円12銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に127円台で推移か。米国株高を意識してドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。



26日の米国債券市場で長期債利回りは上げ渋った。米連邦準備制度理事会(FRB)は10-12月期に利上げを一時停止する可能性があるとの見方が浮上し、長期債利回りは上げ渋った。市場参加者の間では「直近発表の米マクロ経済指標の一部(新築住宅販売など)は経済成長の鈍化を示唆しており、追加利上げが実施されるのは6月、7月、9月の3会合までとなる」との見方が出ている。



ただ、インフレ見通しは不透明であるため、長期金利が大幅に低下する可能性は低いとの見方は少なくない。債券市場は今年後半における利上げ停止を想定しつつあるが、2年-10年の利回り格差は若干拡大している。インフレ率はある程度低下する見込みだが、経済情勢の悪化に伴うインフレ鈍化となる可能性があるため、9月以降の政策金利見通しについては予測困難な状態が続くとみられる。