米国株式市場は続落。ダウ平均は 176.89ドル安の32813.23ドル、ナスダックは86.93ポイント安の11994.46で取引を終了した。寄り付きは上昇。前日引け後に市場予想を上回る四半期決算を発表したセールスフォースが大幅高となり相場を押し上げ、また他のハイテク株にも買いが波及した。5月ISM製造業景況指数が予想外の上昇となったことで長期金利が上昇。さらに原油価格が再び上昇したことで連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げへの警戒感が再び意識され、下げに転じた。取引終盤に向けて下げ幅を縮小させたが、下落のまま取引を終えた。セクター別では、エネルギーが上昇。一方、自動車・自動車部品や食品・生活必需品小売り、銀行などが大きく下げた。




企業向けソフトウェアの開発に従事するセールスフォース(CRM)は前日引け後に発表した四半期決算が市場予想を上回ったほか、通期の利益見通しを上方修正したことを受け上昇。女性用アパレルブランドのヴィクトリアズ・シークレット(VSCO)も四半期決算が市場予想を上回る内容で上昇した。JPモルガン・チェースのダイモンCEOが経済の「ハリケーン」に備えよと警告したことを受け、特殊化学品メーカーのアルべマール(ALB)や肥料メーカーのモザイク(MOS)といった景気敏感株が大きく下落。デルタ航空(DAL)は今期の売上高見通しを上方修正し、新型コロナの流行前の水準に戻るとの見通しを示したが、株は売られた。メタ・プラットフォームズ(FB)はシェリル・サンドバーグCOOが退任すると伝わり下落した。




連邦準備制度理事会(FRB)は新型コロナ禍で9兆ドル規模に膨らんだバランスシートの圧縮を開始。ランオフのペースは月間で当初、米国債や住宅ローン担保証券(MBS)など計475億ドルに上限を設定している。






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