6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め観測で、金利先高観によりドル高に振れやすい見通し。ただ、今晩は具体的な手がかりが乏しく、131円台への上昇は抑制されそうだ。



前週末に発表された雇用統計で失業率は予想ほど改善しなかったものの、非農業部門雇用者数は想定を上回ったほか前月分は上方修正された。それを受け、FRBによる金融引き締めへの思惑からドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.07ドル付近に下落、ドル・円は131円に接近。週明けアジア市場も金利先高観からドル買い基調に振れ、ドル・円は再び131円に迫った。ただ、材料難でドル買いは続かず、その後は130円半ばに失速した。



この後の海外市場は、引き続き欧米中銀の金融政策が意識される。欧州中銀(ECB)は9日開催の理事会で早期利上げを示唆するか注目され、ユーロは売りづらい展開となろう。一方、10日発表の米消費者物価指数(CPI)によりインフレ高進が見込まれ、金利先高観からドル買い基調は継続しよう。ただ、今晩は重要イベントが予定されておらず、積極的な売り買いは手控えられそうだ。ドル・円は131円を目指す展開だが、上値は重いだろう。



【今日の欧米市場の予定】

・特になし