欧州中銀(ECB)は定例理事会で市場の予想通り金融政策の据え置きを決定した。同時に、量的緩和を7月1日で終了し、0.25%の利上げに着手するとのフォワードガイダンスを発表。さらに、中期インフレ目標が現在のように混乱、または、一段と悪化した場合9月には0.5%の利上げの可能性も示唆した。



同時に、22年の国内総生産(GDP)見通しを大幅に引き下げ。ユーロは一時売り買い交錯した。



ただ、ECBの11年ぶりの利上げを織り込むユーロ買いに下値は限定的となっている。

ユーロ・ドルは1.0689ドルへ下落後、1.0774ドルまで上昇。ユーロ・円は142円65銭へ下落後、144円10銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8533ポンドから0.8592ポンドのレンジで上下に振れた。

【金融政策】

・欧州中央銀行(ECB)

・主要政策金利を0.00%に据え置き

・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を-0.50%に据え置き

・限界貸出金利(上限)を0.25%に据え置き

・7月1日にQE終了、0.25%の利上げへ、

・9月に段階的だが持続的な利上げ見込む

・PEPPの再投資を調整する用意、域内市場が断片的なら

・2022年のGDP見通し2.8%(前回3.7%)