10日の米国長期債相場は続落。米労働省が10日発表した5月消費者物価指数(CPI)は前月比+1.0%、前年比+8.6%と上昇率は市場予想を上回ったことが要因。5月コアCPIも前年比+6.0%で市場予想を上回っており、インフレ鈍化の兆候は確認されなかった。高インフレが続いており、米連邦準備制度理事会(FRB)は9月以降も利上げを継続する可能性が一段と高まった。



CMEのFedWatchによると、10日時点で9月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.50-2.75%以上となる確率は58%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が3.00-3.25%以上となる確率は90%程度。10年債利回りは一時2.988%近辺まで低下した後、3.176%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて3.155%近辺で推移。



イールドカーブは、フラットニング気配。2年−10年は+9.80bp近辺、2−30年は+13.60bp近辺で引けた。2年債利回りは3.06%(前日比:+25bp)、10年債利回りは3.15%(同比:+11bp)、30年債利回りは、3.19%(同比:+3bp)で取引を終えた。