13日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米金融引き締め加速への思惑から、金利高を手がかりにドル買い優勢に。ただ、20年ぶりの高値圏で、利益確定売りが出やすい。また、世界的な株安なら円買いが重石となりそうだ。



10日に発表された米国の5月消費者物価指数(CPI)は前年比+8.6%と予想外に強い内容となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速に思惑が広がった。それを受け、米10年債利回りの急伸を背景にドル買いが強まり、ユーロ・ドルは1.05ドル付近に失速し、ドル・円は134円半ばに浮上。週明けアジア市場でドルはさらに騰勢を強め、ユーロ・ドルは1.05ドル割れ、ドル・円は一時135円20銭付近に値を切り上げた。



この後の海外市場でも、米金利高・ドル高の流れに変わりはないだろう。14-15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅拡大の観測から、ドル買い基調は継続しそうだ。日本政府による円安けん制姿勢も効果は限定的で、ドル・円は2002年1月に付けた135円20銭を明確に上抜けた場合には136円を目指す展開が見込まれる。ただ、利益確定売りが出やすいほか、世界的な株安なら円買いが強まり、ドルの一段の上昇を抑制しよう。



【今日の欧米市場の予定】

・特になし