■NY株式:NYダウ876ドル安、大幅利上げを警戒



米国株式市場は続落。ダウ平均は876.05ドル安の30516.74ドル、ナスダックは530.79ポイント安の10809.23で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げを警戒し、寄り付き後、下落。さらに、中国の新型コロナ流行再燃で一部地域の再封鎖が警戒されたほか、暗号資産市場の急落などが金融不安につながり、売りが加速した。引けにかけてウォール・ストリート・ジャーナル紙が連邦準備制度理事会(FRB)高官が0.75%の利上げを容認する可能性を報じ債券利回りが一段と上昇したため下げ幅を一段と拡大した。セクター別では自動車・自動車部品、半導体・同製造装置の下落が特に目立った。



暗号資産取引所のコインベース(COIN)は暗号資産市場の急落に連れ売られた。化粧品メーカーのレブロン(REV)は早くて今週中に破たん申請の準備をすると報じられ大幅安。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は、マスク最高経営責任者(CEO)が社内ィーメイルで、第2四半期の低調な業績を警告したことが明らかになり、売られた。産業用不動産の運営会社プロロジス(PLD)は同業のデューク・リアリティー(DRE)の買収を発表し、下落。デューク・リアリティー(DRE)は買われた。電子署名のドキュサイン(DOCU)はアナリストの投資判断引き下げが嫌気され、売られた。



ソフトウエアメーカーのオラクル(ORCL)は取引終了後に四半期決算を発表。1株利益が市場予想を上回り、時間外取引で上昇している。



Horiko Capital Management LLC





■NY為替:米長期金利上昇でドル買い強まる



13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、一時133円59銭まで下落後、134円68銭まで上昇し、134円49銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が開催する連邦公開市場委員会(FOMC)会合への警戒感に加え、中国の一部経済封鎖再開や、暗号資産市場の急落などが警戒され、リスク回避の円買いが優勢となった。その後、ウォールストリートジャーナル紙がFRB高官が0.75%の利上げを容認する可能性を報じると、長期債利回りの上昇に伴うドル買いが加速した。



ユーロ・ドルは1.0474ドルから1.0400ドルまで下落し、1.0406ドルで引けた。ユーロ・円は140円56銭から139円39銭まで下落。ポンド・ドルは1.2207ドルから1.2108ドルまで下落した。英国の4月国内総生産が予想外に2カ月連続のマイナス成長となったことが嫌気され、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9904フランから0.9995フランまで上昇した。





■NY原油:小幅高で120.93ドル、需要見通しは不透明



NY原油先物7月限は続落(NYMEX原油7月限終値:120.93 ↑0.26)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.26ドルの120.93ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは117.47ドル-122.25ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて117.47ドルまで下げたが、供給不足を警戒した買いが急速に強まり、122.25ドルまで急反発。ただ、株安や米長期金利の上昇を嫌気した売りが再び強まり、需要見通しの不透明感は消えていないことから、通常取引終了後の時間外取引で一時120ドルを下回った。





■主要米国企業の終値



銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)



バンクオブアメリカ(BAC)  32.02ドル   -1.15ドル(-3.47%)

モルガン・スタンレー(MS) 75.18ドル   -2.22ドル(-2.87%)

ゴールドマン・サックス(GS)283.32ドル  -3.70ドル(-1.29%)

インテル(INTC)        37.77ドル   -1.41ドル(-3.60%)

アップル(AAPL)        131.88ドル  -5.25ドル(-3.83%)

アルファベット(GOOG)    2137.53ドル -91.02ドル(-4.08%)

メタ(META)           164.26ドル  -11.31ドル(-6.44%)

キャタピラー(CAT)      206.88ドル  -8.30ドル(-3.86%)

アルコア(AA)         49.84ドル   -3.17ドル(-5.98%)

ウォルマート(WMT)      119.41ドル  -2.29ドル(-1.88%)