14日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。世界的な株安でリスク回避的な円買いがドルを下押しする見通し。ただ、本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で引き締め加速に思惑が広がり、ドル売りは限定的となろう。



前日の取引で米金利の上昇や世界的な大幅株安が手がかりとなり、ドルや円を選好する地合いとなった。ユーロ・ドルは1.04ドル付近まで失速し、ドル・円は134円60銭台に浮上。本日アジア市場もおおむねその流れが受け継がれ、米金利の先高観や日経平均株価などアジア株安を背景にドルと円に買いが入りやすい。ユーロ・ドルは一時1.04ドルを割り込み、ドル・円は133円台に下押しされた後は134円台に値を戻している。



この後の海外市場は、FOMCでの政策決定を前に、積極的な売り買いは手控えられそうだ。10日に発表された米消費者物価指数(CPI)が予想外に強い内容となり、FRBはタカ派姿勢を強める公算。そのため世界的な株安が見込まれ、リスク回避的な円買いが主要通貨を下押しする展開に。一方、米金利の先高観は変わらず、ドルは売りづらい。もっとも、16-17日の日銀金融政策決定会合も注目され、円売り縮小ならドルの上昇は小幅とみる。



【今日の欧米市場の予定】

・18:00 独・6月ZEW景気期待指数(予想:-26.8、5月:-34.3)

・21:30 米・5月生産者物価指数(前月比予想:+0.8%、4月:+0.5%)

・米連邦公開市場委員会(FOMC)(15日まで)




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