米商務省が発表した5月小売売上高は前月比-0.3%と、予想外に昨年12月来のマイナスに落ち込んだ。4月分も+0.7%と、+0.9%から下方修正された。ガソリンスタンドの売り上げもさほど伸びなく、消費の鈍化が明確となった。変動の激しい自動車を除いた米5月小売売上高は前月比+0.5%。伸びは4月から拡大も予想を下回り、4月分も+0.4%と+0.6%へ下方修正された。コントロールグループといわれる国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材除く小売売上高は前月比+0.0%。4月分は+0.5%と、+1.0%から伸びが下方修正された。)伸びは4月から予想以上に鈍化し、1-3月期のマイナス成長に続き4-6月期の成長も抑制される可能性がでてきた。



同時刻に発表された米6月NY連銀製造業景気指数は-1.2と、予想外に4月-11.6に続き2カ月連続のマイナスとなった。



労働省が発表した5月輸入物価指数は前月比+0.6%となった。伸びは4月から拡大も予想を下回った。



冴えない小売りを受け景気後退懸念も強まり、米10年債利回りは3.38%まで低下。ドル・円は134円65-70銭で伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは1.0405-10ドルで下げ止まった。

【経済指標】

・米・5月小売売上高:前月比-0.3%(予想:+0.1%、4月:+0.7%←+0.9%)

・米・5月小売売上高(自動車除く):前月比+0.5%(予想:+0.7%、4月:+0.4%←+0.6%)

・米・5月小売売上高(自動車・建材除く):前月比+0.0%(予想:+0.3%、4月:+0.5%←+1.0%)

・米・6月NY連銀製造業景気指数:-1.2(予想:2.5、4月:-11.6)

・米・5月輸入物価指数:前月比+0.6%(予想:+1.1%、4月:+0.4%←0.0%)