15日のドル・円は、東京市場では135円59銭まで買われた後、134円52銭まで反落。欧米市場では一時134円95銭まで買われたが、133円51銭まで反落し、133円80銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に134円を挟んだ水準で推移か。米長期金利がさらに低下する可能性は低いとみられており、ドルは下げ渋る可能性がある。



6月14−15日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、FF金利の誘導目標レンジを75ベーシスポイント引き上げることが決まった。利上げ幅は市場予想と一致したことやインフレが制御不能となる可能性は低いとの見方が広がり、長期金利は大幅に低下した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、次回7月の会合でも0.50ポイントないし0.75ポイントの利上げに動くことを示唆した。



FOMCが公表した経済・金融予測によるとFF金利の誘導目標水準は2022年末に3.40%(3.25−3.50%)、2023年末までに3.80%(3.75−4.00%)まで引き上げられる可能性がある。FOMC予測では米国経済の大幅な減速は想定されていないが、米国の経済見通しについては、外部環境が著しく変わる可能性もあるため、予断を許さない状況が続くとみられる。