16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円00銭から131円50銭まで下落し、132円10銭で引けた。5月住宅着工件数が予想以上に減少したほか、6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のマイナスに落ち込み、先週分新規失業保険申請件数も予想を上回ったため、米国経済の減速懸念が強まりドル売りに拍車がかかった。FRBの利上げで、景気後退に陥るとの懸念を受けたドル売りも強まった。株安に連れリスク回避の円買いも加速。ユーロ・ドルは1.0384ドルから1.0601ドルまで上昇し、1.0555ドルで引けた。ユーロ・円は138円00銭から139円96銭まで上昇。



ポンド・ドルは1.2134ドルから1.2406ドルまで上昇した。英中央銀行は金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ1.25%と2009年来で最高の水準に決定。委員の3人が0.50%の利上げを支持したほか、追加行動を示唆したため50%の確率で英中銀は9月までに75BPの利上げに踏み切ることが織り込まれポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.9800フランから0.9632フランまで下落した。スイス中央銀行は2007年以来となる予想外の利上げを発表し、フラン買いに拍車がかかった。