21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:こう着ながらも底堅い相場展開を想定

■象印マホービン、22/11上方修正 営業利益50億円←44億円

■前場の注目材料:西松建設、木質バイオマス発電参入、まず山口で2000kW





■こう着ながらも底堅い相場展開を想定





21日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。20日の米国市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の振替休日のため休場。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比210円高の25990円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。





シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。欧州市場ではDAX指数、FTSE100指数が1%を超える上昇だったことから欧州株の上昇は支援材料になりそうだ。また、グローベックスの米株先物は強い動きを見せていたことから、祝日明け後の米国市場の動向への期待感も高まりやすく、押し目狙いの動きに向かわせそうである。





本日も海外勢のフローは限られるため、方向感はつかみづらい状況となりそうだが、昨日先物市場についても短期的な売買が中心であり、結局は前日比変わらずだった。ただし、欧州市場の上昇やグローベックスの米株先物の強い値動きを受けて、ショートは仕掛けづらくなるだろう。日経平均は足元で5日線に上値を抑えられる形状であり、同線が位置する26224円辺りが抵抗線として意識される。一方で、日経225先物の5日線は26050円辺りまで切り下がってきており、これを捉えてくる可能性はありそうだ。





日経225先物が5日線を上放れてくるようだと、先物主導ながら日経平均は5日線を捉えてくる展開が意識されよう。また、個別では東エレク<8035>の下落が止まらないものの、既に昨年10月以来の水準まで下げてきた。一方で、昨日はソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>などはプラス圏での底堅い値動きを見せていた。東エレクの益出しの動きが一巡してくるようだと、日経平均の底堅さも意識されてくることから、ダブルボトム形成からのリバウンド機運も高まってくることになるだろう。





もっとも、祝日明け後の米国市場の動向を見極めたいほか、22日、23日にパウエル議長が上下両院で経済情勢や金融政策を巡る半年に一度の証言を予定していることから積極的には動きづらいところではある。短期的な売買が中心になりやすいなか、東エレクが底打ちの動きを見せてくるようなら、押し目狙いのスタンスを強めるきっかけになりそうだ。





■象印マホービン、22/11上方修正 営業利益50億円←44億円





象印マホービン<7965>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は793億円から815億円、営業利益を44億円から50億円に上方修正した。コンセンサス(49.5億円程度)を若干上回る。グループ全体で部材の確保や商品の安定的生産、供給に努めたこともあり、国内では炊飯ジャーや電気ポットが好調に推移し、国内売上全体で前年実績を上回った。海外では北米、中国、台湾、東南アジアの主要地域で炊飯ジャーなど調理家電製品の売上が増加した。





■前場の注目材料



・大阪夜間取引の日経先物は上昇(25990、大阪日中比+210)

・1ドル=135.00-10円

・英国、ドイツなど欧州株は上昇

・米国景気は拡大

・コロナ流行下の経済活動正常化

・日銀は金融緩和を長期化





・西松建設<1820>木質バイオマス発電参入、まず山口で2000kW

・第一稀元素化学<4082>50億円投じ新研究開発棟、電池材料など開拓

・日本ハム<2282>チルド食肉の輸入難対応、冷凍で代替、解凍設備を増設

・富士通<6702>ローカル5G屋外検証、那須工場に環境構築

・AGC<5201>MIで素材開発を効率化、実験データ共有・活用





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし