23日のドル・円は、東京市場では136円28銭から135円13銭まで反落。欧米市場では135円67銭から134円27銭まで続落し、134円95銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に135円を挟んだ水準で推移か。世界経済の大幅な減速を警戒してリスク選好的な円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。



パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は23日に開かれた下院金融サービス委員会の公聴会に出席し、積極的な金融引き締めが失業率の上昇を招くリスクが存在するとの認識を伝えた。また、パウエル議長は米国経済成長が下期に加速するとの見通しを示したが、具体的な理由については言及しなかったようだ。



23日の米国債券市場では、ユーロ圏と米国の製造業PMIが低下したことを受けて長期債などが買われた。市場参加者の間からは「大幅な利上げによって今年後半の米経済成長率は低い伸びにとどまる可能性が高い」との声が引き続き聞かれており、米長期金利は3.5%近辺でピークをつけた可能性がありそうだ。