■やや強含み、日豪金利差拡大観測が支援材料に



今週の豪ドル・円は、やや強含み。豪準備銀行(中央銀行)が追加利上げを続ける方針に対し、日本銀行は大規模金融緩和政策を堅持しており、豪ドル買い・円売りが先行した。日本を除く主要中央銀行による金融引き締めによって世界経済の大幅な減速が警戒されたことから、豪ドル売り・円買いが活発となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は景気後退入りの必然性を否定し、米国株式は反転したことから、豪ドル売り・円買いは縮小した。取引レンジ:92円65銭-95円33銭。



■底堅い展開か、大幅追加利上げ観測が下支え



来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は今週の講演で「国民はさらなる利上げに備えるべき」と述べ、追加利上げを明言。ただ、7月の理事会では0.25か0.50ポイントの利上げ幅を議論し、さらに大幅な利上げ検討の可能性はあまり高くないとしたことで、0.75ポイント利上げ観測は後退している。しかし、年内いっぱいのインフレ上昇見通しを示しており、0.50ポイント利上げ観測は続く。



○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・29日:5月小売売上高(4月:前月比+0.9%)



予想レンジ:93円00銭-95円00銭