28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:利食い優勢ながらも、押し目買い意欲は強い

■しまむら、1Q営業利益 12.3%増 146億円、コンセンサス上回る

■前場の注目材料:日産自、きょう株主総会、ルノーとの“距離”焦点





■利食い優勢ながらも、押し目買い意欲は強い



28日の日本株市場は、やや利食い優勢ながらも、底堅い値動きが見込まれる。27日の米国市場はNYダウが62ドル安だった。5月耐久財受注速報値や5月中古住宅販売成約指数の良好な結果を好感し買い先行で始まった。その後は2年債、5年債入札の低調な結果を受けて、金利が上昇するとハイテク中心に売られ下落に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の26705円。円相場は1ドル135円30銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時26950円まで買われ、一時25日線を突破する場面も見られており、自律反発としては、いったんは達成感も意識されやすいところである。もっとも、先高期待から買いの動きが強まったというよりも、足元の急落によって海外勢のポジション解消が強まったことによる買い戻しの動きが中心であろう。そのため買いに傾いている需給状況ではなく、ようやくニュートラル水準といったところと見られる。昨日の東証プライムの売買高は11億株程度であり、日経平均が27000円に接近する局面においても商いは膨らんでおらず、押し目買い意欲は強そうである。



また、米国市場ではNYダウ、S&P500は25日線接近で利食いに押される格好だったほか、ナスダックは利食い優勢ながらも25日線を上回って終えていた。SOX指数は小幅な下げにとどまっており、構成銘柄については高安まちまちだった。米国についても前週末のリバウンドに対する利益確定の動きと見られており、下値の堅さは意識されている。そのため、利食い先行ながらも押し目買い意欲は強いと考えられるだろう。



昨日は指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となり、ハイテク株の上昇も目立っていた。弱い動きが続いていた東エレク<8035>は2.2%の上昇とリバウンド力は弱かったものの、上値抵抗線として意識されていた5日線を上回って終えた。利食い先行ながらも同線が支持線として機能する格好での底堅さが見られるようだと、センチメント改善に繋がりそうだ。また、マザーズ指数は相対的に弱い動きではあったものの、プラスで終えており、前週末の大幅なリバウンドに対する利食いを吸収していた。中小型株についても底堅さが見られてきており、個人主体の押し目買い意欲も次第に強まってきそうだ。





■しまむら、1Q営業利益 12.3%増 146億円、コンセンサス上回る



しまむら<8227>が発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比4.8%増の1493.19億円、営業利益が同12.3%増の146.15億円だった。コンセンサス(136億円程度)を上回る。EC事業で4月に若者向けカジュアル衣料品店のアベイル事業と雑貨&ファッションのシャンブル事業の展開を開始。3月度は晴天と高気温で夏物が順調に推移し、商品展開で取扱い比率を引き上げた日本のPBやJBも好調だったことで売上を大きく伸ばした。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(26871.27、+379.30)

・1ドル=135.40-50円

・米原油先物は上昇(109.57、+1.95)

・VIX指数は低下(26.95、-0.28)

・米国景気は拡大

・コロナ流行下の経済活動正常化

・日銀は金融緩和を長期化





・日産自<7201>きょう株主総会、ルノーとの“距離”焦点

・三菱重<7011>エジプト製油所に水素混焼技術、ANRPCから受注

・アステラス薬<4503>遺伝子治療薬、米国で治験差し止め

・スタンレー電気<6923>広島工場拡張、ランプシステムのマザー拠点に

・クボタ<6326>スタートアップと連携加速、スマート農業のAPI外部公開

・日本製紙<3863>洋紙生産体制見直し、製造品目集約、石炭使用2割削減

・ユーグレナ<2931>バイオジェット燃料、同一企業で初の継続利用

・中外薬<4519>眼科領域に参入、網膜疾患向け新薬発売





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・特になし