NY株式:NYダウ253ドル安、景気後退懸念
製薬会社のファイザー(PFE)は32億ドル相当、1.05億回分の新型コロナワクチン提供を政府と契約し上昇。格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業のフロンティア(ULCC)とジェットブルー(JBLU)による買収合戦過熱で、フロンティアとの合併を問う株主総会を再度延期し、上昇。ジェットブルーやフロンティアは下落した。
ドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は四半期決算の内容は予想を上回ったが、新型コロナワクチン需要の減少が収益を圧迫すると悲観的な見通しを示し、下落。医療管理会社のユニバーサル・ヘルス(UHS)は通年の業績見通しを下方修正し、売られた。また、事務機器大手ゼロックス(XRX)はビセンティン最高経営責任者(CEO)の急死を発表し、下落。
半導体メーカーのマイクロン(MU)は取引終了後、四半期決算を発表。需要の減速で第4四半期の調整後1株利益見通しが市場予想を下回り、時間外取引で売られている。
Horiko Capital Management LLC