米国株式市場はまちまち。ダウ平均は142.62ドル安の30630.17ドル、ナスダックは3.61ポイント高の11251.19で取引を終了した。銀行決算が低調で失望感が広がったほか、6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため7月の連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げ確率が上昇し、警戒感から売られ、寄り付き後、下落。同時に、長短金利の逆転が悪化し景気後退懸念も強まり、さらなる売り圧力となった。また、JPモルガン・チェース(JPM)のダイモン最高経営責任者(CEO)が四半期決算発表後の電話会見で複数の深刻な問題があると警告したことも売り材料となり、終日軟調推移。その後、FRBのウォラー理事が市場の1%利上げの憶測は時期尚早との見解を示し金利が低下するとハイテク中心に買戻しが広がった。ダウは下げ幅を縮小、ナスダック総合指数はプラス圏で終了。セクター別では、食・生活必需品小売り、半導体・同製造装置が上昇した一方で、銀行が下落した。




会員制卸売・小売りのコストコ(COST)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げで、上昇。新興電気自動車メーカーのカヌー(GOEV)はディスカウント小売りのウォルマート(WMT)が同社の小型トラック4500台発注したとの報道に加えて、米軍との契約を獲得したとの報道が好感され、買われた。銀行のファースト・リパブリック・バンク(FRC)は四半期決済で1株利益が予想を上回り、上昇。一方で、同業のJPモルガン・チェース(JPM)は第2四半期決算で、業績が予想を下回り、自社株買いを一時停止することを発表し、下落した。証券会社のモルガンスタンレー(MS)は四半期決算で投資部門が弱く、内容が予想を下回ったため、下落。ゴールドマンサックス(GS)も連れて売られた。また、加工食品メーカーのコナグラ・ブランズは、四半期決算で値上げが響き売上の減少を発表し、下落。




20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議のためアジア歴訪中のイエレン財務長官は国内インフレが高すぎるとの見解を示した。





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