米国商務省が発表した6月小売売上高は前月比+1.0%と5月-0.1%からプラスに改善し、予想も上回る伸びとなった。変動の激しい自動車除く小売は前月比+1.0%。伸びは5月+0.6%から予想以上に拡大し3月来で最大の伸び。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車や建材を除くコントロールグループは+0.8%と、5月の-0.3%からプラスに改善し1月来で最大の伸びとなり、4-6月期の成長にプラスに寄与する。ただ、5月分は0から—0.3%へ下方修正された。



同時刻に発表された米7月NY連銀製造業景気指数は11.1と、予想外に3カ月ぶりのプラスに改善。また、米労働省が発表した6月輸入物価指数は前月比+0.2%。伸びは5月+0.5%から予想外に縮小し年初来で最小となり、輸入インフレの低下を示した。



良好な統計結果を受け、7月連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げ確率が上昇。米10年債利回りは2.96%まで上昇した。ドル買いが一時強まり138円92銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0044ドルへ反落後、1.0076ドルまで上昇。



【経済指標】

・米・6月小売売上高:前月比+1.0%(予想:+0.9%、5月:-0.1%←-0.3%)

・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+1.0%(予想:+0.7%、5月:+0.6%←+0.5%)

・米・7月NY連銀製造業景気指数:11.1(予想:-2.0、5月:-1.2)

・米・6月輸入物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.7%、5月:+0.5%←+0.6%)