19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:決算を受けて振らされやすい需給状況であることは想定内、押し目狙いの動きに

■ドトル日レス、1Q営業利益 黒字転換 9.72億円

■前場の注目材料:三菱重工、高砂製作所に「水素パーク」整備、製造・貯蔵・発電実証





■決算を受けて振らされやすい需給状況であることは想定内、押し目狙いの動きに



19日の日本株市場は、小じっかりで始まった後は、次第にこう着が強まりそうである。18日の米国市場はNYダウが215ドル安だった。ゴールドマンサックスやバンク・オブ・アメリカの予想を上回る四半期決算を好感した流れから買いが先行した。ただし、7月NAHB住宅市場指数の予想以上の悪化で景気減速への懸念が再燃したほか、アップルが一部部門で23年度の新規採用や支出抑制報道で売られ、警戒感がさらに強まり主要株式指数は下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の26920円。円相場は1ドル138円20銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まりそうだ。週明けの米国市場はアップルの下落が重荷となった格好だが、先週末には大幅に上昇したこともあり、ある程度は週末の上昇に対するインパクトはあるだろう。もっとも、IBMが予想を上回る決算を発表したものの、通期の予想を据え置いたことが嫌気され時間外で売られていることもあり、次第にこう着感が強まりそうである。



とはいえ、決算を受けて振らされやすい需給状況であることは想定内であるため、こう着のなかでショートを仕掛けてくる動きも限られそうである。日経225先物は15日の取引終了後のナイトセッションで26990円まで買われ、上値抵抗線として意識されていた75日線を突破してきた。同線が支持線として意識されてくるようだと、押し目狙いの動きに向かわせやすいと考えられる。また、日経平均は6月半ば以降の急落局面において、ロングオンリーのファンドなどもポジションを解消したと見られており、ショートカバーに向かわせて、ロングを持ち直す動きも意識されやすいところである。



また、NYダウ、ナスダックともに反落とはなったものの、先週末に25日線を突破し、同線が支持線として踏ん張りを見せていた。VIX指数は上昇したものの、先週末に割り込んだ5日線が抵抗線に変わるなど、リスク回避姿勢には向かわず、押し目狙いの動きから次第にレンジを切り上げてくる展開が意識されてきそうだ。楽観視は禁物ながら、需給状況は改善傾向にあると考えられ、低迷していた中小型株のほか、足元で見直す動きが見られてきたハイテク株などの動向が注目されよう。





■ドトル日レス、1Q営業利益 黒字転換 9.72億円



ドトル日レス<3087>が発表した2023年2月期1Q業績は、売上高が前年同期比15.1%増の305.40億円、営業損益は9.72億円の黒字(前年同期は3.05億円の赤字)だった。店舗における新商品の導入やテイクアウトメニュー、売店商品の拡充、卸売事業の拡大など、コロナ禍に取組んだ活動を継続したほか、コロナ後を見据えた新規出店を強化した。コロナ前の経営数値への改善には至っていないものの、日を追うごとに確実な改善傾向がハッキリと出てきた状況となっている。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(26788.47、+145.08)

・シカゴ日経先物は上昇(26920、大阪比+160)

・米原油先物は上昇(99.42、+4.85)

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を長期化





・三菱重工<7011>高砂製作所に「水素パーク」整備、製造・貯蔵・発電実証

・パナHD<6752>SBIと新興企業向け投資ファンド設立

・アステラス薬<4503>デジタル創薬で研究期間半減、化合物探索を効率化

・日本製鉄<5401>意匠性チタンで「古式鬼面鬼板」、広島・熊野町の個人邸採用

・東邦HD<8129>オンライン診療システム刷新、アプリを来月投入

・MDV<3902>SBI証券と糖尿病予防推進で連携





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・特になし



<海外>

・10:30 豪準備銀行7月理事会議事要旨