19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、137円38銭まで下落後、138円25銭まで上昇し138円24銭で引けた。欧州通貨高に対してドル売りが優勢となったほか、米6月住宅着工件数・許可件数が前月から減少したため7月連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げ観測を受けたドル買いがさらに後退。その後、米債利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。



ユーロ・ドルは1.0263ドルまで上昇後、1.0220ドルへじり安推移し、1.0224ドルで引けた。関係筋の話として、欧州中央銀行(ECB)が今週実施する定例理事会で真剣に0.5%の利上げを検討すると報じられたため、大幅利上げを織り込むユーロ買いが加速。さらに、関係筋の話として、ロシアが天然ガスのパイプライン、ノルドストリーム1を21日に供給量減らして再開すると報じられたため欧州経済の成長減速懸念が緩和したこともユーロの買戻しにつながった。ユーロ・円は140円71銭から141円45銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2045ドルまで上昇後、1.1985ドルまで反落した。英国中銀のベイリー総裁が8月金融政策決定会合で0.5%の利上げも選択肢になるとしたほか、量的引き締め(QT)の詳細を8月に公表するとしたためポンド買いに拍車がかかった。ドル・スイスは0.9655フランまで下落後、0.9694フランへ強含んだ。