日経平均は83円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの5日続伸で1300円を超す上げとなったことから利益確定売りが出やすかった。また、国内の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が継続し、株価の重しとなった。さらに今日は、日銀金融政策決定会合の結果と7月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」が公表され、黒田日銀総裁が記者会見することから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ナスダック総合指数が1%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の上昇と、ダウ平均(0.15%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均が200日移動平均線を上回って取引を終えたことから、相場の基調の強さを指摘する向きもあり、寄り後、日経平均は一時上げに転じたが、その後はマイナス圏で推移している。