先週末22日の米株式市場でNYダウは137.61ドル安の31899.29、ナスダック総合指数は225.49pt安の11834.11、シカゴ日経225先物は大阪日中比250円安の27640円。為替は1ドル=136.30-40円。世界景気の先行き懸念から先週末の米株式市場で景気敏感株が下げており、東京市場でもコマツ<6301>など景気敏感株が軟調に推移しそうだ。また、外為市場で先週末の日中に比べ円高・ドル安方向に振れていることから、日産自<7201>など輸出株は買いが手控えられるだろう。個別の材料では、外傷性脳損傷治療薬SB623の9月までの承認取得がないとの判断を示したサンバイオ<4592>などが下落しそうだ。一方、世界保健機関(WHO)が「サル痘」の緊急事態を宣言したことを受け、川本産業<3604>や明治HD<2269>などが関連銘柄として注目されそうだ。国内要因では、原発処理水の海洋放出設備の工事計画認可を受け、日揮HD<1963>などに資金が向かう可能性がある。さらに、岸田首相がGX(グリーントランスフォーメーション)実行推進担当相やスタートアップ担当相を新設する考えを示したことから、エネチェンジ<4169>やフォースタートアップス<7089>などの関連銘柄も注目されるだろう。個別の材料では、業績予想を上方修正した東製鉄<5423>、好決算を発表したサーティワン<2268>、大規模な自社株消却を発表したレーサム<8890>などが物色されそうだ。