25日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米リセッション懸念は根強く、ドルは買いづらい展開。一方、明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、ドルは0.75%利上げを期待した買いが相場を支えそうだ。



前週末の取引で米10年債利回りの低下を受けドル売りが進み、ユーロ・ドルは1.0250ドル台に浮上、ドル・円は135円50銭台に沈んだ。この日発表された欧米のPMIが予想外に低調な内容となり、リスク回避的な円買いが強まった。週明けアジア市場は日経平均株価や上海総合指数などアジアの主要指数が下げ、リスク回避的な円買いは継続。ただ、日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)の政策の違いから、ドル・円は底堅さが目立つ。



この後の海外市場は米金融政策に思惑が広がりやすい。26-27日開催のFOMCに向け、市場は0.75%利上げを織り込んでいる。ただ、前週発表された米経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数やサービス業PMIが予想外に低調な内容となり、減速への懸念は根強い。インフレとリセッションが同時進行するスタグフレーション入りも不安視され、ドル売り継続の可能性があろう。半面、利上げ期待で金利高・ドル高が見込まれる。



【今日の欧米市場の予定】

・17:00 独・7月IFO企業景況感指数(予想:90.4、6月:92.3)

・21:30 米・6月シカゴ連銀全米活動指数(5月:0.01)

・23:30 米・7月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-22.0、6月:-17.7)

・02:00 米財務省・2年債入札