26日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げへの期待は根強く、ドルは売りづらい。一方、世界的な減速が懸念されるものの、欧米株高に振れればリスク回避の円買いは後退しそうだ。



前日の取引でロシア産天然ガスの欧州への供給が不安視され、ユーロ・ドルは1.02ドル付近まで値を下げた。全般的にユーロ安・ドル高に振れた影響でドル・円は136円80銭付近に浮上したが、米国株の不安定な値動きで円買いに押される展開に。本日アジア市場は米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、ドル・円はやや値を下げた。ただ、日経平均株価は序盤から弱含んだが、一段安の回避で円買いは弱まり、小幅に値を戻した。



この後の海外市場は本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定に思惑が広がりやすい。大方の市場参加者は利上げ幅を前回に続き0.75%と織り込んでいるが、1.00%への拡大を期待する参加者は少なくなく、ドルは売りづらい展開が見込まれる。一方、足元の低調な経済指標でリセッション入りが警戒されるなか、パウエルFRB議長は9月以降の引き締めペースを緩めるとの観測もあり、株高に振れれば円買いは後退しよう。



【今日の欧米市場の予定】

・22:00 米・5月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+1.5%、4月:+1.6%)

・22:00 米・5月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+20.60%、4月:+21.23%)

・23:00 米・7月消費者信頼感指数(予想:96.9、6月:98.7)

・23:00 米・6月新築住宅販売件数(予想:66.1万戸、5月:69.6万戸)

・23:00 米・7月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-17、6月:-11)

・02:00 米財務省・5年債入札

・米連邦公開市場委員会(FOMC、27日まで)