2日のドル・円は、東京市場では131円75銭から130円41銭まで下落。欧米市場では130円65銭まで売られた後、133円18銭まで反発し、133円16銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に133円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の反発を受けてリスク選好的なドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。



2日のニューヨーク外国為替市場でドル・円は133円前半まで反発した。サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁とシカゴ地区連銀のエバンス総裁、クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、利上げを継続する方針を巡って米連邦準備制度理事会(FRB)は完全に一致団結しているとの見方を伝えたことが長期債などの利回り上昇につながり、ドル反発を促した。



また、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受けて、米中二国間の軍事的な緊張状態が一段と高まる可能性は低いとの見方が浮上したこともドル買い材料となったようだ。ペロシ下院議長の台湾訪問について、ジョン・カービー報道官は「今回の訪台は米国の長年の政策である一つの中国政策を損なうものではない」と表明している。ただし、一部では「米国は中国・ロシアとの関係改善を図る用意はない」との見方も出ており、リスク回避的な取引がただちに縮小する可能性は低いとみられる。