4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円85銭から132円77銭まで下落し、132円98銭で引けた。ペロシ米下院議長の台湾訪問を受け台湾を包囲した軍事演習中の中国が試射したミサイルが台湾上空通過の可能性が高いとの報道や北朝鮮で核爆発装置の実験確認と報じられ、リスク回避の円買いに拍車がかかった。また、米先週分新規失業保険申請件数が前回から増加し、労働市場の減速を警戒したほか、メスター・クリーブランド連銀総裁が利上げ継続の必要性や現在は景気後退ではないと主張したものの、景気後退リスクの上昇に言及したため米国債相場が反発。利回り低下に伴うドル売りも強まった。



ユーロ・ドルは1.0167ドルから1.0254ドルまで上昇し、1.0243ドルで引けた。ユーロ・円は135円66銭まで下落後、136円40銭まで反発。ポンド・ドルは1.2066ドルまで下落後、1.2177ドルまで反発。英中銀が金融政策で27年ぶりの大幅利上げを決定すると同時に、長期の景気後退を警告したため英国債の2年物と10年物の利回りが一時逆転し、ポンド売りに拍車がかかった。その後、ドル売りの流れで下げ止まった。ドル・スイスは0.9612フランから0.9543フランまで下落した。