米労働省が発表した7月雇用統計で、失業率は3.5%と予想外に6月3.6%から低下し、パンデミック前の20年2月以降で最低と、50年ぶりの低水準付近を回復。非農業部門雇用者数は前月比+52.8万人と、6月から伸びの縮小予想に反して大幅拡大。2月来で最大となった。6月分は+39.8万人と、+37.2万人から上方修正されたほか、5月、6月の2カ月で2.8万件上方修正された。



米7月平均時給は前年比+5.2%と、伸びの鈍化予想に反して6月と同水準を維持。6月分も5.1%から5.2%へ上方修正。



ただ、労働参加率は62.1%と、予想外に62.2%から低下。失業率を下げた可能性がる。

不完全雇用率は6.7%で6月と同水準にとどまった。



予想を大幅に上回る結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が強まり、

米10年債利回り2.67%から2.8%へ急伸。ドル買いも加速し、ドル・円は133円13銭から134円50銭まで急伸した。ユーロ・ドルは1.0235ドルから1.0168ドルまで急落。

米株先物は下落。ダウ先物125ドル安となった。

【経済指標】

・米・7月非農業部門雇用者数:+52.8万人(予想:+25.0万人、6月:+39.8万人←+37.2万人)

・米・7月平均時給:前年比⁺5.2%(予想:+4.9%、6月:+5.2%←+5.1%)

・米・7月失業率:3.5%(予想:3.6%、6月:3.6%)