5日のドル・円は、東京市場では132円52銭から133円47銭まで反発。欧米市場では132円85銭から135円50銭まで一段高となり、134円98銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に135円を挟んだ水準で推移か。米国金利の先高観が再浮上しており、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。



ペロシ米下院議長の訪台をめぐる米中関係の悪化を受け、地政学的リスクの高まりが指摘されていたが、8月5日発表の7月米雇用統計は予想以上に強い内容だったことから、9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75ポイントの利上げが実施されるとの観測が広がった。5日のニューヨーク外為市場では、リスク選好的なドル買い・円売りが活発となった。市場参加者は米国のインフレ指標を再び注目しており、今週10日に発表される7月米消費者物価コア指数(CPI)に対する関心が高いようだ。コアインフレ率は前年比+6.1%程度と予想されており、6月実績を上回る見通し。市場予想と一致した場合、日米金利差の拡大が意識され、リスク選好的なドル買い・円売りが強まる可能性がありそうだ。