ダウ平均は29.07ドル高の32832.54ドル、ナスダックは13.09ポイント安の12644.46で取引を終了した。強い7月雇用統計を受けた景気後退懸念緩和に伴う買戻しが続き、寄り付き後、上昇。高値からは今週半ばに発表が予定されている重要インフレ指標を警戒した売りに抑制され、上昇も限定的となった。上院がインフレ削減法案を可決し成立する見込みが強まったことも一部プラス材料となり、ダウはかろうじてプラス圏を維持。ナスダック総合指数は半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)の下落に押され、小幅安で終了した。セクター別では、自動車・自動車部品やエネルギーが上昇、半導体・同製造装置が下落。



太陽電池モジュール製造会社のファーストソーラー(FSLR)は、バイデン政権の環境問題に対応したインフレ削減法案が業績に有利に働くとの分析でアナリストが同セクターの投資判断を引き上げ上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)や電気トラックメーカーのリビアン・オートモーティブ(RIVN)なども同法案に含まれる購入者に対する税優遇措置による需要増加期待に、買われた。航空機メーカーのボーイング(BA)は連邦航空局(FAA)が数日内に同社の「787ドリームライナー」納入が再開されると発表したため、上昇。一方で、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は今月末に予定している決算発表を前に、サプライチェーン問題やマクロ経済の悪化が影響しゲーム需要の著しい落ち込みで5-7月期売上高見通しを引き下げたため、大きく売られた。また、ソフトウエア開発会社のパランティア(PLTR)は四半期決算で予想外の損失を計上し、下落。肉食品メーカーのタイソン・フーズ(TSN)も四半期決算で高インフレが売り上げに影響したほか、引き続きサプライチェーン問題が響き顧客の需要を満たせず調整後の1株利益が予想を下回ったため、下落した。



ビデオゲームメーカーのテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア(TTWO)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を下回り時間外取引で売られている。






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