米労働省が発表した7月生産者物価指数(PPI)は前月比-0.5%と、予想外にパンデミックによる経済封鎖開始直後の2020年4月来で初めてのマイナスとなった。前年比では+9.8%。伸びは6月+11.3%から予想以上に鈍化し昨年10月来で最小となった。6月分も+1.0%と、+1.1%から下方修正された。また、燃料や食料を除いたコアPPI指数は前月比+0.2%と、予想外に6月+0.4%から伸びが縮小し2020年12月来で最小の伸び。前年比では+7.6%。伸びは6月+8.4%から予想以上に鈍化し、昨年10月来で最小。一方、6月分は+8.2%から+8.4%へ上方修正された。



同時刻に発表された先週分新規失業保険申請件数(8/6)は+1.4万件増の+26.2万件と、予想26.4万件を上回り2021年11月初旬来で最大。失業保険継続受給者数(7/30)142.8万人と、前回141.6万人から予想以上に増加した。



パンデミック来のマイナスとなったPPIを受けて米国債相場は続伸。10年債利回りは2.72%まで低下。米株先物は上昇し、ダウ先物は250ドル高で推移した。ドル売りも加速し、ドル・円は132円32銭から131円74銭まで下落し8月2日来の安値を更新した。ユーロ・ドルは1.0324ドルから1.0352ドルまで上昇し日中高値を更新。



【経済指標】

・米・7月生産者物価指数(PPI):前月比-0.5%(予想:+0.2%、6月:+1.0%←+1.1%)

・米・7月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.4%、6月:+0.4%)

・米・7月生産者物価指数:前年比+9.8%(予想:+10.4%、6月:+11.3%)

・米・7月生産者物価コア指数:前年比+7.6%(予想:+7.7%、6月:+8.4%←+8.2%)

・米・先週分新規失業保険申請件数:+26.2万件(予想:26.4万件、前回:26.0万件)

・米・失業保険継続受給者数:142.8万人(予想:141.8万人、前回:141.6万人)