25日のドル・円は、東京市場では137円15銭から136円40銭まで下落。欧米市場では136円32銭まで下落した後、136円95銭まで反発し、136円51銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に136円台で推移か。日本時間夜に行われる米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演内容を見極める必要があるため、アジア市場における主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性がある。



25日の米国債券市場で長期債利回りが低下。ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる経済シンポジウムでパウエル米FRB議長は26日に講演を行う予定となっており、講演を控えてポジション調整的な債券買いが観測された。米セントルイス地区連銀のブラード総裁は米CNBCとの会見で「政策金利を年末までに3.75%−4.00%に引き上げたい」との見方を伝えたが、大きな影響はなかったようだ。年末までにFF金利の誘導目標水準が3.50%−3.75%まで上昇することは織り込み済みであり、経済指標次第ではさらなる金利上昇も想定されている。



パウエルFRB議長は、26日の講演でインフレ抑止についてFRBは積極的に行動することを改めて伝えると予想される。9月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.75ポイントの追加利上げが実施されるとの市場観測が後退しない場合、ドルは主要通貨に対して底堅い動きを保つことになりそうだ。