26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。





■株式見通し:買い一巡後はこう着も、エヌビディアの上昇に安心感も

■大崎電、23/3下方修正 純利益 9.2億円←15.0億円

■前場の注目材料:新東工業、スイス社製3Dプリンターの独占販売権取得、精密部品を量産可能





■買い一巡後はこう着も、エヌビディアの上昇に安心感も



26日の日本株市場は、買い先行で始まるものの、次第にこう着感が強まりそうだ。25日の米国市場はNYダウが322ドル高だった。ジャクソンホール会議を控えた警戒感は根強いものの、パウエルFRB議長の講演を目前に控え、積み上がった売りポジションを買い戻す動きとなった。週次の失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の強さが証明されたほか、4-6月期国内総生産(GDP)改定値も予想外に上方修正される強い経済指標を受けて、景気減速懸念が緩和。長期金利の低下を受けてハイテク株が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の28680円。円相場は1ドル136円40銭台で推移している。



シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。米国の主要な株価指数は25日線までの調整を経て、リバウンドの動きとなった。テクニカル的な上昇の面もあることから、底打ち感からの強いリバウンドには繋がらないだろう。基本的にはパウエルFRB議長の講演を受けた米国市場の反応を見極めたいとする流れは変わらないことから、リバランスの動きにとどまりそうである。



ただし、決算を受けて前日に4%超下落していたエヌビディアは売り先行後に買い直されており、4%を超える上昇で終えていたことは、ハイテク株への安心材料に繋がるだろう。値がさハイテク株へは買い戻しの動きが強まる可能性があることから、東エレク<8035>などがリバウンドの動きを見せてくるようだと、日経平均をけん引する動きになりそうだ。



日経平均は米国の主要な株価指数同様に25日線からのリバウンドが意識され、その後はこう着感が強まるとしても、5日線辺りでの底堅さが意識されるようであれば、センチメント改善に向かわせよう。個人主体による中小型株などでの短期的な値幅取り狙いの動きが活発化しやすい。また、政府の水際対策緩和などを手掛かりに、リオープン銘柄などテーマ性のある銘柄などへの物色に向わせよう。





■大崎電、23/3下方修正 純利益 9.2億円←15.0億円



大崎電<6644>は2023年3月期業績予想の修正を発表。純利益を15.0億円から9.2億円に下方修正した。連結子会社である大崎エンジニアリングの同社が保有する株式の全てを、萩原電気ホールディングスに譲渡することを決議した。これに伴い、大崎エンジが連結子会社から除外され、第2四半期決算において特別損失、個別決算において特別利益を計上するため。





■前場の注目材料



・日経平均は上昇(28479.01、+165.54)

・NYダウは上昇(33291.78、+322.55)

・ナスダック総合指数は上昇(12639.27、+207.74)

・シカゴ日経先物は上昇(28680、大阪比+170)

・SOX指数は上昇(2971.07、+104.88)

・VIX指数は低下(21.78、-1.04)

・米長期金利は低下

・米国景気は拡大

・日銀は金融緩和を継続





・新東工業<6339>スイス社製3Dプリンターの独占販売権取得、精密部品を量産可能

・日本電産<6594>関社長退任へ、永守会長の後継者問題再燃

・三菱UFJ<8306>富裕層向け投資見解高度化、資産運用支援、米モルガン知見も

・ホンダ<7267>9月上旬の減産幅拡大、寄居工場で4割減産、鈴鹿も3割減

・三菱商事<8058>サハリン2新会社、三菱商事が参画通知へ、近く同意書提出

・トクヤマ<4043>鹿島工場に新棟建設、歯科材料の生産能力2倍に

・三洋化成<4471>生分解性と洗浄力両立、衣料用洗剤基剤を開発

・JSR<4185>上海に現法設立、電子材料に特化





☆前場のイベントスケジュール



<国内>

・08:30 8月東京都区部消費者物価コア指数(前年比予想:+2.5%、7月:+2.3%)



<海外>

・特になし